霊視とは、「霊的なものを視る」「霊的に事柄を視る」こと。
通常では目に見えない幽霊のような存在であったり、人や物が発するオーラなどを視ることができる他、ハイヤーセルフやアカシックレコードといった高次元の存在とつながって、過去・現在・未来のみならず前世まで見通すことができる能力です。
いわゆる霊障にまつわるものに特化した能力であると思われがちですが、霊視能力はあらゆる方面に効果を発揮する力だと言えます。
気になる相手の自分に対する感情、今なにをしているか、といったことを知りたい時にも霊視は的確に真実を視ることができるのです。
更に言ってしまえば、自分でも判然としない深層心理や理由の分からない不安、説明しがたい感情の原因など、自分自身でも説明することすらできない悩みや疑念に対しても、霊視を通すことで明瞭な答えを得ることが可能となります。
このように物質も次元も超えてピンポイントに真実を見抜くことができる霊視能力は、極一部の限られた人だけが持ち得る力です。更に、その人たちの中での視え方だけを取っても千差万別と言えるでしょう。
霊視能力を駆使する人たちを霊能者、霊能力者と呼んだりしますが、その力は一律ではありません。霊能力者の能力の差はもちろんですが、相談者との相性でも視える結果にはブレが生じるとされます。
霊視を通して視える真実の伝え方、受け止め方ひとつで、まっすぐ届くこともあれば湾曲して伝わってしまうことがあるようです。
後述しますが、中には霊視能力を金稼ぎの手段としか考えていない霊能力者や、霊視能力がないにもかかわらず霊能力者を自称する人が存在しているのも残念ながら事実です。
霊視能力を謳う人の人間性がどうなのか、そもそも本物なのか偽物なのか…霊視してほしいと思った時こそ、その判断もおろそかにしないことも重要となりますよ。
霊視については「霊視とは」ページで更に詳しく解説していますので、霊視の方法や見え方などについても掘り下げて知りたい、という方はそちらもご一読ください。
目に見えなくても確かに存在する霊視という力
簡単に霊視について説明いたしましたが、霊視と聞いて、あなたは真っ先に何を連想しましたか?怪しい、胡散臭い、インチキだろう…そんなネガティブな印象を抱く方も多いのではないでしょうか。
霊視能力というのは、常人には持ち得ぬ特殊能力です。
私たちは自分が認知できないもの、実感できないものに対しては懐疑的になる傾向があります。それは防衛本能に近く、当然の反応とも言えるでしょう。
ですが、こういった霊能力は確かに存在します。この世には、目には見えないけれど確かに存在するというものが多々ありますよね。風、音、酸素…霊能力もまたその一つと言えます。
前述したように、霊能力者は、霊視の力を使うことで、過去、現在、未来、時には前世までを見通すことができます。そして、相談者の悩みから解決方法までを視ることで、抱えている苦しみを解消する的確なアドバイスをもたらしてくれます。
人生の岐路に立たされた時、突破口が見つからない時、不安に押しつぶされそうな時…霊視という力は、そんな苦しみの渦中にある人が幸せになるために選ぶべき道筋を照らす光となってくれるでしょう。
人生は、あらゆる選択肢であふれています。あふれているからこそ、重要な選択は自身にとって有益なものを選び取りたいですよね。
今、あなたが生きている「生」は一度きりのもの。たった一度の人生、抱えずとも済む悩みや苦しみを一人で抱え込むことはやめて、自分が心から幸せだと思える日々を過ごしませんか?
人とのつながり…良縁も悪縁も霊視は見通せる
人間は一人では生きていけません。良くも悪くも誰かしらと関わって生きています。
そのため人間関係のトラブルは尽きないものです。恋愛の悩み、友人との関係、上司や部下とのしがらみ、家庭内の不和…縁の形はどうあれ、多かれ少なかれ誰もが一度は人との関わりで悩んだことがあるのではないでしょうか。
当人同士で解決できるのであればそれが最善ですが、「どうしてもうまくいかない」といったくすぶる思いを抱えたことはありませんか?
どんなに努力しても、どんなに歩み寄っても、相手の心に響かない。その逆もしかりで、どうしても相手のことを良く思えなかったり、関わりを持っていること自体が苦痛になってしまったり…そんな自分自身に対して自己嫌悪してしまう方も少なくありません。
悪縁とも呼ぶべき縁は切ってしまうのが有効かつ最終手段。しかし、容易に関わりを断つことができない間柄である場合も多いですよね。
霊視は、人との縁にまつわる悩みに関しても明るい能力です。縁を切る、改善する、関係を深めるなど、個人の意向にそった解決方法を導き出してくれるでしょう。
また、自分自身がどうしたいのか分からなくなってしまったという場合にも、霊視は非常に有効です。なぜなら、霊視は「真実」を見るからです。
霊視を謳う悪徳商法にはご注意を!
あらゆる相談内容に対応できる霊視ですが、霊能者の中には悪しき心に囚われてしまった者も存在します。すなわち、霊視という特殊能力を金に換えることしか考えていないタイプです。
そういった霊能力者の大半は能力自体が高くないレベルであることが多く、同時に相談者を第一に考えることはしないでしょう。
場合によっては霊視をすることなく、適当な言葉で丸め込み、それで終わらせようとしてくるかもしれません。
また、そもそも霊能力がないのに自身を霊能力者だと偽る人も存在します。
目には見えず、普通の人では能力の有無を見極めることが難しい特殊能力という特性を逆手に取った、悪質な詐欺と呼ばざるを得ません。
冒頭で挙げたように、霊視を謳われた際に懐疑的に捉えることは自己防衛につながります。能力の有無さえ無関係に、悪心を持つ人は残念ながら多数存在しているというのが現実です。
本当の霊視で悩みを解決するためにも、自衛の心は決して忘れないようにしてくださいね。
霊感商法の具体例やトラブルについては「霊視鑑定とは」のページ内部で取り上げていますので、一度そちらにも目を通していただければと思います。